ニューメキシコ州ロズウェル。ロズウェルという名前だけならば聞いたことがあるという人も多いかもしれない。
1947念にこの地にUFOが墜落し、その際に宇宙人の死骸をアメリカ軍が回収したという、俗にいうロズウェル事件の舞台となった場所である。
この事件をきっかけに世界中に知れ渡ることになったロズウェルでは、この噂話を町興しとして利用しているのだ。
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そんな町おこしの一環として誕生した施設がUFO博物館だ。
1991年に誕生したUFO博物館は、Xファイルのヒットで町がさらに注目を浴びるようになると、市街地の中心部に移転し、まさにロズウェルを象徴する建物となった。
博物館の展示内容は当時の新聞記事や関連資料などが多く、ロズウェル事件を信じるファンにとっては非常に興味深い展示品で溢れている。
UFO墜落とその場に死んだ宇宙人、アメリカ軍の施設で寝かされる宇宙人、ホルマリン漬けの宇宙人が再現されているように、まさに宇宙人による町興しである。
現在も盛況を見せている博物館。その周辺にもUFOグッズを扱う店が並び、多くの観光客で賑わっている。未知への好奇心が長いブームを生み出したのだろう。ロズウェルを訪れる観光客はそのほとんどがこの施設へと足を運ぶのだ。